前回はケトジェニックダイエットで食べてもいい食材やメリットとデメリットを紹介しました!
今回はケトジェニックダイエットを順調に進めていく(ケトーシスになるべく早く入る)方法と注意点を説明していきます。
ケトーシスになるべく入る方法
前回もお伝えしましたが、ケトーシスとは糖質を制限する事によって、体内のグリコーゲンが減少し、かわりに体を動かすエネルギー源として脂肪を代謝し、ケトン体をエネルギーにする状態です。
ではさっそくケトーシスに早く入る方法を教えます!
準備するもの
・MCTオイル
・BHB(ベータヒドロキシ酪酸)
・フィッシュオイル(できればクリルオイル)
・カルニチン(できればアセチルエルカルニチン)
です!では順番に説明していきますね!
MCTオイル
脂肪は、短鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、長鎖脂肪酸の3つに分かれていて、みなさんが普段食べている肉の脂やサラダ脂などの一般的な油はだいたい長鎖脂肪酸です。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が多く含まれているので身体にいいと言われています。
MCTオイルは
M・・・ミディアム
C・・・チェーン
T・・・トリグリセリド
の略で中鎖脂肪酸をそのまま略したものです。鎖が短い分エネルギーになりやすい、MCTオイルが最近流行っている理由です。
中鎖脂肪酸のメリット
体内で良い作用を及ぼしてくれるケトン体を作りやすいメリットがあります。
またアメリカでは、アルツハイマーの予防や治療に使われたり、癌の人もケトン体が多いと癌が早く治りやすいとも言われています。
ではネットやお店で多くのMCTオイルが販売されている中、どのMCTオイルを買えばいいか迷っている方におすすめのMCTオイルを紹介します。
どのMCTオイルを買えばいいか迷っている方へ
仙台勝山館のMCTオイルが超オススメです!!
数あるMCTオイルの中には鎖が長めのMCTオイルも販売されています。しかし、この仙台勝山館のMCTオイルは鎖が短めで脂肪をエネルギーとして使いやすくしてくれます。
摂る量とタイミング
ケトジェニック中はだいたい100gから150gぐらいの脂質が必要になるのですが、そのうちのだいたい3分の1をMCTオイルから摂るようにしてください。(30〜40g)
ただ一気に摂ってしまうと、消化が早いのでお腹をこわして下痢になってしまいがちです。なので、1回5gを6回に分けて摂ってみてください。
BHB(ベータヒドロキシ酪酸)
ケトジェニックに入っても初心者の方はなかなかケトン体をうまくエネルギーにできず、エネルギー不足になってしまいがちです。なので逆にケトン体を外から摂ってしまうという方法があります。ケトン体そのものを外から摂れるサプリメントがBHBです。
このBHBを10g程1日2回飲んでみてください。トレーニングをしている方はトレーニングの75分前に飲むといいです。
フィッシュオイル
ケトジェニック中は脂肪を多く摂ります。そのなかでできるだけ良い脂肪を摂るためにフィッシュオイルがオススメです。
フィッシュオイルよりをさらに質が良いのがクリルオイルです。
これをEPA+DHAとして1日1gグラム摂るようにしてください。
カルニチン
ケトジェニックダイエットは脂肪をエネルギーにするわけですので、脂肪をミトコンドリアに運んでくれるものといえばカルニチンです。
カルニチンよりもさらに消化吸収がいいのがアセチルエルカルニチンです。
これをトレーニングの45分ぐらい前に2〜3g飲むといいです。
ケトジェニックダイエットを進めるうあでの注意点
糖質制限を過激にしすぎて、体内のケトン体が増加しすぎると血糖を下げるインスリンが欠乏しやすくなり、糖尿病になる恐れもあります。血中に酸性物質が増えて代謝生アシドーシスになると、最悪の場合昏睡状態になってしまいます。
糖質をかなり制限した状態を続けすぎると頭痛や便秘、異常な眠気などの体調不良になる可能性もあるので気をつけてください。
対処法
このような状態になることはあまりないので安心してほしいですが、この状態にならないようにするには、ケトジェニックダイエット(糖質制限)とローファットダイエット(脂質制限)を一か月〜二か月おきに交互に行うことによって、体を慣れさせないようにすれば体重も落ち、ダイエットをうまく続けられると思います。